ジギングロッド紹介

ぐっちゃんの釣りのメインはボートジギング&キャスティングです。

普段は外房でヒラマサを追いかけています。

ヒラマサと言えば、屈強な釣り師を魅了してやまない、強烈なパワーの持ち主です。

関東近郊では相模湾や銚子沖のマグロを除き、最強のターゲットと言えるでしょう。

そんなヒラマサを相手にするわけですから、当然ロッドもこだわります。

そんなこだわり釣り師のための、こだわりロッドメーカーが多数存在するのです。

ヒラマサ師にはそれぞれお気に入りのこだわりメーカーがあると思います。

それは多くの場合、ダイワやシマノなどのメジャーメーカーではありません。

もちろんダイワやシマノにも良いロッドはありますが、ヒラマサ師はなぜか一般にはあまり知られていない中小の専門メーカーを選ぶ傾向にあると思います。

エバーグリーン、マングローブスタジオ、カーペンター、ゼニスなどがそれに該当します。天龍やアブガルシア、メジャークラフトなどはもう少し一般向けのメーカーですが、ジギングロッドやキャスティングロッドも作っています。

ではぐっちゃんのこだわりメーカーは?

今回はそんなジギングロッドの紹介です。

ぐっちゃんのこだわりメーカーはMCワークスです。

そしてこだわりロッドはノーザンブルー583SSエボリューションです。

このロッドとの出会いは、ジギングの師匠であり釣りの相棒であるI君から、とてもいいロッドだと言われ譲り受けたことに始まります。

上の写真が最初の583SS。このロッドとの出会いがぐっちゃんをジギングの世界にどっぷりはめたと言っても過言ではありません。強烈なヒラマサのパワーをがっしり受け止めるバットパワーを持ちながら、ジギングロッドとは思えない先調子のメリハリの効いた穂先。ぐっちゃんのジギングのしゃくりにピッタリ合う感じがしました。

この583SSは艤装が破壊されて認証旗とともに南房の海に沈んでしまいましたが、以降583SSを何本も買うことになります。まさにこれが無ければジギングができないというほどの相棒なんです。

 


最初の583SSを奉納してしまった後に、その後釜として買ったのが同じノーザンブルーの653SSエボリューションSOTOBO Specialです。

MCワークスは3桁番号の最初の2桁が長さ、最後の数字が強さを表します。583と653だと同じ3なので同格のパワーと思いがちですが、実際には653は長くても扱いやすいように583よりもアンダーパワーでした。583ほどシャープではなく、ぐっちゃんには物足りなく感じました。

ちなみに653の長さは6フィート5インチ、3は3オンス相当のルアーを使えるパワーを意味します。

この653SSはそれほど実績を上げないまま2軍扱いとなり、数少ない使用でまたしても海に奉納してしまいました。



ネットオークションで落としたMCワークス ノーザンブルー574SSエボリューションです。583SSの使いやすさに574SSも同様かと期待しましたが、実際にはシャープさは皆無で、どちらかと言えばゆったりしゃくるタイプです。4というワンランク上のパワーを与えられているだけにバットのパワーは強力です。103cm11kgのヒラマサをジギングで上げたのもこのロッドでした。

シャープなロッドが好みのぐっちゃんにはちょっと合わないため、現在は遠征用として物置の片隅で出番を待つ日々となっています。

 



2本目の583SSです。MCワークスはカスタム、スペシャル、スタンダードの3種があり、価格が異なります。この583SSはスペシャルモデルで中間の価格になります。

653SSがあまり自分に合わなかったことから、やはりメインは583SSにしたいと思い、新品をショップ通販で買いました。

かなりの数のヒラマサを上げたロッドだったのですが、これもぐっちゃんの不注意でボートから落下、ワイヤー入りの尻手ロープでロッドスタンドと結んでいたにもかかわらず、その尻手ロープがあっけなく切断されての奉納となってしまいました。

 



これもMCワークス ノーザンブルー583SSですが、これは10周年記念限定モデルです。

赤と青の2色があって、これは赤です。

中身は全くスタンダードの583SSと同じですが、鮮やかな朱色に近い赤色は、より一層シャープに見えます。

ぐっちゃんにとっては3本目の583SS。これは現在も現役です。



4本目の583SSは同じく10周年記念モデルの青色でした。

このロッドは実に短命で、購入後5ヶ月で失ってしまいました。ジグを回収しきらずに5mほど海中に垂らしたままロッドを舷に立てかけて写真撮影していたところ、激しい音とともに海に引きずりこまれてしまいました。おそらくオキサワラなどの大型回遊魚が、水面下5mで停止していたジグに食いついたものと思われます。ゴムボートからFRPボートになって奉納が無くなったと思っていたところでのロストは非常にショックでした。

 


またしても相棒I君から10周年記念モデルの583SSを譲り受けました。実に5本目の583SSです。このロッドは現在の主戦で、毎回ボートに持ち込んでいます。



MCワークス ノーザンブルー633SSです。プロショップ茂木の専用カスタムモデルで、新品で購入しました。653以来の長めのジギングロッドですが、653とは全く特徴が違います。パワーは653が2と3の中間でどちらかと言えばライト気味なのに対し、633は3と4の中間くらいでヘビー気味のロッドとなります。

このパワーで6フィート3インチはちょっと長すぎですね。使ってみると574SSほどではありませんが、かなりゆったりした感じでパワー重視です。583、633、653とそれぞれ同じパワー表示でありながら全く特徴が異なる点が、MCワークスらしいと言えばらしいですね。

この633SSは操作性が近い別ロッドを入手したので現在はサブになっています。


なんとMCワークスのジギングロッドだけで8本、583SSだけで5本も買っています。

583SS3本、653SS1本の合計4本を奉納しているのは自己嫌悪以外の何物でもありません。

これだけ見ていただいても、ぐっちゃんのジギングは583SSを中心に組み立てられているという事がわかると思います。そう、ぐっちゃんのこだわりジギングロッドはMCワークス ノーザンブルー583SSエボリューションなのです。

 

 

 

それ以外のロッドも紹介しましょう。

Abu GarciaのソルティステージSJS60_180KR平政、ぐっちゃんが初めて買ったジギングロッドです。もちろん、初ヒラマサもこのロッドでした。やや柔らかめですが十分なバッドパワーがあり使いやすいロッドでした。実はぐっちゃんが最初に奉納したジギングロッドでもあります。



シマノのグラップラーB64-3です。今は無くなってしまったモデルですね。

唯一のベイトリール用ジギングロッドです。

実際にはジギングだけでなく、タイラバや泳がせ釣りなどにも使っています。

シマノのロッドという点で、こだわりは無いなとわかりますかね。とりあえずベイトリール用のジギングロッドが欲しくて買った1本です。ボートに持ち込む数は多いのですが、1日中釣っても1度も使わないというケースが多い可哀そうなロッドでもあります。



マングローブスタジオのSol-Azula Blue Aias584Sです。

これもこだわりのメーカーであるマングローブスタジオ、一度使いたいと思っていたメーカーでして、釣具屋で破格で売られている中古品を見つけ即決で買いました。

MCワークスほど有名でないためか数が少ないためか、価値がわからず安価な価格設定で下取りされたのだと思います。状態の割にびっくりするほど安かったので得した気分でした。

パワーは583SSと574SSの間、633SSに近い感じでしょうか。633SSよりも短いので、パワーがあるのに扱いやすいし、633SSよりもややシャープな感じです。

ボートにジギングロッドを2本持ち込む場合、1本目は583SSなのですが、2本目はほとんどこのAias584Sを選択しています。現在の主力の1つですね。



いかがでしたか?ぐっちゃんのこだわり、理解していただけたでしょうか?

MCワークス ノーザンブルー583SSをかなり持ち上げて記事を書いていますが、あくまでもぐっちゃん個人の主観です。あのシャープな先調子がジギングとしては行きすぎだと感じる方も多いでしょうし、皆が共感してくれるわけではないと思います。

ロッド選びの参考としては少し偏りすぎた感がありますが、マイナーな専門メーカー製品はなかなか触る機会も試す機会もないですから、少々博打のつもりで買う以外にないかもしれません。一か八かの割には高額すぎると言われそうですが、高額なロッドにはそれなりの理由がありますから、ぜひチャレンジしてみていただきたいと思います。

もちろん、リーズナブルな価格で売られているジギングロッドでもヒラマサは釣れますから、まずはそこから初めて、不満点が出てきたらランクアップするというのもありだと思います。とはいえ、安価と言えるのはメジャークラフトのエントリーモデルくらいで、ジギングロッドは大抵そこそこの値段はします。迷ったら先人に各ロッドの特徴やおススメを聞いてみるといいかもしれませんね。できれば一人ではなく数人に。

 

今回はジギングロッドだけで、それ以外のロッドの紹介はしませんでした。

キャスティングロッド等の紹介は別の記事でしますね。

それではまた。

マイボート釣りのうんちく記録簿  ~進め!Gucchan号!公式ホームページ~

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