トレーラブル牽引車紹介

ぐっちゃんは2016年7月よりトレーラブルボートNEO390を牽引して釣りに行っています。

ボートはもちろんボートトレーラーに乗っているのですが、

そのボートトレーラーは自走はできません。

当たり前ですが、トレーラーを引っ張る牽引車が必要です。

今回はぐっちゃんの牽引車について紹介します。


エスティマ アエラス3.5 Sパッケージ

形式:DBA-GSR-50

駆動方式:FF

全長×全幅×全高:4790×1800×1740mm

車両重量:1790kg

機関:V6型3.5リットル無鉛プレミアムガソリンエンジン

購入年月:2006年5月

牽引車としての実働時期:2016年7月~2018年6月

 

280馬力を誇る2GR3.5リットルV6エンジンを積んだ8人乗りミニバンです。

トレーラブルの牽引車になる前は、ゴムボート一式を積み込んで運んでいました。

ボート釣りを始める前はソルトルアータックルを積んで、房総半島をランガンしていました。その前はクロダイ釣り道具一式を乗せて内房往復が毎週のノルマでした。

12年で17万8千kmを走りました。我が家の子供の成長を見守ってきた1台でもあります。

TRDサスペンションキットをオプションで組んでいましたが、そのためか最低地上高が低く、一見するとシャコタンに見えるほどでした。これも牽引にはマイナスポイントです。上の写真はヒッチメンバーを付けたところですが、ヒッチメンバーの軸がとても低い位置にあって、ちょっとした段差でもすぐに干渉してしまい「ガリッ」と恐ろしい音がしました。


こうやって見るとエスティマの最低地上高は低いですね~。

そもそもトレーラブルボートの牽引を考えて買った車ではないのでいたしかたありませんが。

車重、パワーは十分なのですが、いかんせんFF駆動というのが残念なポイントで、少し潮が下がるとスロープでも前輪が簡単にホイルスピンしてしまい、ボートを引き上げることができないことがしばしばありました。

2016年7月から2018年6月までの2年間牽引車として活躍しましたが、徐々にトラブルが発生するようになりました。またトレーラーを牽引していると、高速&郊外道ばかりの走行でも燃費は7~8km/㍑程度。無鉛プレミアム仕様のエンジンなので、ランニングコストはかなり高かったですね。

2018年6月末で牽引車として、そして我が家のファーストカーとしての役割を終え、第二の人生(車生?)を歩むことになりました。

 



ランドクルーザープラド TX2.8ディーゼル

形式:LDA-GDJ150

駆動方式:フルタイム4WD

全長×全幅×全高:4820×1880×1890mm

車両重量:2280kg

機関:直4型2.8リットルディーゼルターボエンジン

購入年月:2018年6月

牽引車としての実働時期:2018年7月~現在


ラダーフレーム構造を持つ本格派クロスカントリービークルです。純粋なラダーフレームを持つクロカンは、日本車ではレクサスLX、ランドクルーザー、ランドクルーザープラド、ジムニー、ジムニーシエラしかありません。世界を見渡してもベンツGクラスとジープラングラーくらいで、世の中SUVブームとは言っても、オンロード仕様がメインでほぼモノコック構造、中には4WDですらないものの少なくありません。

このような最近の主流である都会派SUVとは異なり、ランドクルーザーシリーズのオフロード走破性と頑丈さは国際社会のお墨付きです。過酷な環境になればなるほど、ランドクルーザーの比率が高くなり、最後に残るのはランドクルーザーのみとまで言われる信頼性の高さは、他車の追随を許しません。

荷物の搭載を考えたら5人乗りが良かったのですが、家族&ワンコを乗せることを考慮し7人乗りを奥さんが希望したため15万円ほど高い7人乗りを選択しました。グレードは一番下のTXで、ハンドルとシフトノブはTZ-Gの物をオプション装着しています。釣りに使うと汚れも激しいので、皮調のフルシートカバーを装着しています。

大きな車体の割に荷物の搭載能力はエスティマに比べるとかなりサイズダウンです。また、車内高もエスティマほど高くない上に、リセールバリューを考えてサンルーフ仕様にしたので、頭上の空間はそれほどありません。ロッドを車内の頭上に置くスタイルはロッドが人の頭にとって邪魔になってしまうので採用しませんでした。

この問題を解決するために、ぐっちゃんは内寸の長さが220cmあるルーフボックスを搭載し、そこにロッド類を収納しています。7feetまでワンピースロッドが収納できるので、ぐっちゃんの所持するロッドは全て収納可能です。荷物の出し入れに脚立が必須なのはご愛敬です。

トレーラブルボート牽引車として最適な1台と言えそうです。高い最低地上高や急斜面の登坂能力を持ち合わせています。フルタイム4WDはデフロックを選択することで滑りやすいスロープでも難なくボートを引き上げることが可能で、このあたりは都会派SUVの「なんちゃって4WD」とは一線を隔する部分です。エスティマと異なり、ボートが接岸できる水深さえあれば、少々強引な状況でもボートを引き上げることが可能です。

エスティマの牽引時の写真と比べると、トレーラーの前部がやや高くなり、ボートの船首が上がっているように見えませんか?

ランクルプラドはラダーフレーム特有の地面からのショックを吸収して感じさせない独特の乗り心地を持っています。トレーラブル牽引時もその特徴は変わらず、NEOくらいの小型ボートだと牽引していることを忘れてしまうほど違和感がありません。

2018年8月にボートの船外機をスズキに変更しました。

ホンダのシルバーからスズキのブラックへ。

船外機が変わっただけですが、ずいぶん印象が変わりますね。

夜中のS.A.でのショットです。

やはりボートトレーラーの牽引車にランドクルーザープラドはベストマッチですね。

海とボートとランドクルーザープラド。

まさに漢のロマンを感じる絵ですね。

今のところトレーラー牽引車としての不満点は皆無です。

ボートトレーラーを牽引しても燃費は10km/㍑ほど。しかも燃料は安価な軽油です。

正直、普通の生活をしている人にはこの車のオフロード性能は宝の持ち腐れだと思いますが、トレーラブルボートオーナーには最高の牽引車だと思います。

 

いかがでしたか?

ランドクルーザープラドに関してはこれから気づくこともたくさんあるかもしれません。

その時には記事の追加や修正をしますね。

それでは。

マイボート釣りのうんちく記録簿  ~進め!Gucchan号!公式ホームページ~

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